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イングリッシュコミュニケーション研究室の大橋由紀子准教授がInternational Journal of Language Learning and Applied Linguistics Worldに学術論文を発表しました。


この研究ではESP(English for specific purposes)教育への提言として、デジタル教材とe-learningの併用がどのような効果を与えるのかを検証しました。専門用語を学ぶ教材として①紙媒体、②e-learningのみ、③デジタル教材をe-learningシステムに入れ込み、クイズ形式で覚える教材を使用し、効果を比較しました。デジタル教材には、アメリカの動物病院で録画した動物病院の現場を撮影したものを編集して使用しました。①②③の効果を比較した結果、③のデジタル教材をe-learning教材に併用する方法で学習した後の効果検証テストの結果が有意に高く、デジタル教材をESP教育に併用する有効性が示唆されました。

論文発表の概要

• 著者名：Yukiko Ohashi, Noriaki Katagiri, Koki Sekitani, Takeshi Sato


• 研究論文名：THE MOTIVATIONAL EFFECTS FACILITATED BY ESP DIGITAL MATERIALS INTEGRATED WITH AN E-LEARNING SYSTEM　（査読付）


• 公表誌：International Journal of Language Learning and Applied Linguistics World 32(2), 1-21