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「第3回チャレンジ防災」に参加しました(2016/5/9配信)
5/8(日)、本学近くの小山内裏公園において防災イベント「第3回チャレンジ防災」が行われ、
消防・警察・自衛隊が、人命救助や消火体験、災害時の炊き出しなど多数のブースを設け、
多くの人で賑わっていました。
本学からは『動物災害・危機管理』の授業を担当されている会田保彦教授が研究室の
学生3名と共に「ペットと共に?同行避難?」について講演しました。
過去の災害事例、法律、現状と課題について事例を挙げながら、約50分の講義で、
骨子としては以下の4つのポイントがありました。

?@災害時には必ずペットと同行避難すること。避難所が受け入れるかどうかは別問題で
  あるが、とにもかくにも同行避難をすれば生き残る可能性は高いということ。
?A平時のしつけ(人間の間に入っても問題ない社会性を身に付けていること)・健康管理
  (毛艶、食欲、目の輝きなど飼い主の日ごろの目視の他、ワクチン接種、避妊や去勢の
  実施など)・マイクロチップ等の飼い主明示措置を講じるという3つの「飼い主の義務」が
  行われているかどうかで避難所やシェルターでの受け入れ体制が変わってくること。
?B現在は法が制定され、「地域防災計画」を各都道府県で作ることになっており、人命・
  財産・動物を守ることになっている。だからこそ災害時にはまず同行避難をすることが
  重要である。
?C今後の課題としては、減災にむけて「二次災害を避ける」「バイアス(先入観)にとらわ
  れない」「過去の事例に学ぶ、知識をつける」ということが重要である。

  という点を挙げられました。

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屋外の暑い中ではありましたが、愛犬とともに熱心に聞くたくさんの飼い主さんたちの
姿が印象的でした。

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『動物災害・危機管理』については他大学にはあまり見られない科目ということもあり、
本学でも多くの学生が選択しています。災害を身近に考えなくてはならなくなった今、
一人でも多くの学生さんが減災の助けになるよう活躍していくことを望みます。