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動物病理学研究室の梅村隆志教授がFood and Chemical Toxicologyに学術論文を発表しました(2022/9/2 配信)
動物病理学研究室の梅村隆志教授がFood and Chemical Toxicologyに学術論文を発表しました。

この研究では、食品香料フラン誘導体の一つ、2-メチルフランの一般毒性、遺伝毒性ならびに発がん性をレポーター遺伝子導入動物を用いた包括試験により検討しました。Health-based guidance valueとして、国際的にその導入が議論されているBench mark dose (BMD)による毒性評価を実施し、ADIを提示しました。また、その発がん性に遺伝毒性メカニズムは関与しないことを明らかにしました。

概要


  • 著者名:Ken Kuroda, Yuji Ishii, Shinji Takasu, Kohei Matsushita, Aki Kijima, Takehiko Nohmi and Takashi Umemura

  • 研究論文名: Toxicity, genotoxicity, and carcinogenicity of 2-methylfuran in a 90-day comprehensive toxicity study in gpt delta rats(査読付き)

  • 掲載誌: Food and Chemical Toxicology Volume 168, October 2022

  • 発行元:Elsevier



梅村 隆志(うめむら たかし)

動物病理学研究室 教授/獣医学博士・獣医師
日本獣医病理学専門家、日本毒性病理学会認定専門家。毒性病理学、実験病理学を専門に研究。